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【英語で学ぶ】映画モダンタイムズ “Smile”
先日、チャーリー・チャップリンのスピーチから英語を少し学びました。
そのチャプリンが「モダンタイムズ」という映画のラストシーンで流した音楽がSmileという歌で、その歌は歌詞が付けられ、エルビス、エリック・クラプトン、マイケル・ジャクソン等多くの人が歌っています。
丁度、今、「父と僕の終わらない歌」という映画が放映されています。松阪桃季の息子が寺尾聰の父がアルツハイマー型認知症にかかり、音楽だけが、元の父に返させることがわかり、CDを作ったり、演奏会をしたりする映画です。その映画の中でもこのSmileは流れていて、ラストシーンで、父が、Smile, son. Just smile.と、いいます。
この物語は、イギリスであった実話をもとに、日本の横須賀を舞台にして、心温まるストーリーで寺尾聰の素晴らしい音楽でできています。
イギリスの実話は、アルツハイマー型認知症になって何もかも忘れてしまい、感情のコントロールもできなくなった父テッド・マクダーモットに、息子サイモンは、父が音楽は全て覚えていて、声も素晴らしいので、撮影して動画をSNSに出すと、同じ境遇にある世界中の家族に感動と希望を与え、多くの反響がありました。再生回数は6000万回以上を記録して、イギリスで特別賞が与えられたそうです。
そして、父テッドは80歳にしてCDデビューを果たし、イギリス最高齢の新人歌手となリました。その本も出版されています(The Songs That Saved Us: My Dad, Dementia and Me by McDermott, Simon.)。
苦しい時に、Smileというのもなかなか難しいですが、何とか明るく生きていきたいですね。
歌と訳、参考にしてください。
Smile (チャールス•・チャプリン作詞・作曲)
Smile, though your heart is aching
Smile, even though it's breaking
When there are clouds in the sky
You'll get by
If you smile through your fear and sorrow
Smile and maybe tomorrow
You'll see the sun come shining through for you.
Light up your face with gladness
Hide every trace of sadness
Although a tear may be ever so near
That's the time you must keep on trying
Smile, what's the use of crying
You'll find that life is still worthwhile
If you just smile
笑顔で, 心がいたくても
笑顔で、たとえ心が傷ついても
空に雲があっても
君はきっとうまくいくよ
恐れや悲しみの中にいても
笑顔があるなら、明日には多分
君のために太陽が輝くよ。
喜びで君の顔が輝くよ。
悲しみは、隠して
涙が溢れそうになっても
その時こそ、何とか笑顔でいて。
笑顔でいて。泣いてもどうにもならない。
そうすれば、人生もまだ、いいことがあるってわかるよ。
ただ笑顔でいるだけで。