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英語を学んでから留学するメリット
日本から英語圏へ留学する場合、海外に滞在するためには「学生ビザ」が必要ですから、語学学校か、高校、大学などからの受け入れビザが必要になりますから、学校を決めて、申し込みします。
その際、英語ゼロで留学する場合、まずは語学学校への入学となります。
1)英語はほとんどできないという状態で留学する場合、語学学校への入学になります。
語学学校の授業設定によって、異なりますが、アメリカのオレゴン州にあるPacific International Academy [P.I.A](The University of Portland内の学校)の場合、1学期は10週間(約3ヶ月)です。
英語のレベルは5段階に分かれていますが、1レベルが普通の最初のレベルで、その1のレベルに入るにはもう少し基礎がいる場合、基本の英語(アルファベット、数字、単純な現在、過去などの時制など)を最低1学期、10週間学ぶ必要があります。
その基本ができていれば、英語のレベルが5段階に分かれていて、一番上の5番目のレベルは、英検準1級くらい(大学入学可のレベル)の英語力になります。
英語が全くゼロで、順調に1学期ごとに、上のクラスに上がっていける場合、全部で、6学期(1月に入学すると、翌年の6月の終わりくらいまでに終了)となりますが、試験がうまくできなかったり、通常の授業がうまくいかないと、重ねて、授業を受けることになりますから、その分、長くなります。(合計1.5年かかることになります)
語学学校での期間を短くするには、日本での英語学習をできるだけ終わらせて、大学に要求されるTOEFL や英検などの試験に到達していけば、語学学校での学習期間を省くことができます。
しかし、留学の目標が、大学でのアカデミックな学習でなく、語学を学びながら、アメリカや海外での生活を楽しみたいという場合は、語学の勉強にプラスして、ボランティアサービスラーニングというプログラムもあります。それは、P.I.A.の場合、英語のレベルが5段階の場合となります。
2) 語学学校のレベル分けと授業内容(P.I.Aの場合)
0 English Basics
Introduction to Basic English Using Basic English
Grammar Reading Writing Speaking
1 ESL 014 ESL 011 Level 1 Level 1
2 ESL 024 ESL 021 ESL 022 ESL 023
3 ESL 134 ESL 131 ESL 132 ESL 133
4 ESL 144 ESL 141 ESL 142 ESL 143
5 ESL 154 ESL 151 ESL 152 ESL 153
5 Volunteering and Service Learning
Service Learning Community Service
※語学コース以外にも週末などに小旅行やアクティビティがある。
※授業の詳細については、現地とズームなどで話し合う事も可。
3)英語が話せるようになるためには、海外に行くことも大事ですが、海外に行ったら、必ず話せるようになるわけではありません。
国内にいても、海外にいても、とにかく、自分から英語が下手でも、知っている単語だけでも話そうとしないと、いつまで経っても、話せないで終わってしまいます。
ですから、本校のクラスのように、ネィティブスピーカーの先生からの質問に答えたり、疑問を持って、質問をしようとしないと英語は上手にはなれないし、話せるようにはなれない。「文法がおかしい」「単語がやさしすぎる」とか、誰も笑ったりしません。「ゆっくり話して」と言えば、「ゆっくりわかりやすく話してくれる」し、自分の間違っているかもしれない話もちゃんと聞いてくれます。「正しく話そう」「綺麗に発音しよう」と思わなくて良いので、とにかく「笑顔で、話してみる」ことから始めましょう。
4)留学(大学など)に必要な英語力は、大学で、要求される英検やTOEFLの点数で決まりますが、英検準2級や英検2級で、入学できる短大、大学はあります。
ただ、入学後の授業をアメリカ人や現地人と一緒に受けるには、かなり厳しい毎日となります。
宿題の本を読んで、レポートを書いて、テストを受けてというのは、週に1科目だけではありません。3科目から5科目受講することになります。
学生ビザ取得者の義務もあり、最低3科目は受講するとか、決まっています。受講科目数が少ないと、アメリカでの学習期間が長くなります。その分、費用が多くかかることになります。
また、日本の大学は、講師や教授方の講義を聞いて学ぶ授業が多いけれども、アメリカの大学では、授業当日までにシラバスに合わせてリーディングし、理解し、質問を考えてくることになります。
2~3ページを読んでくるのでなくて、かなりの量のページや本を読んでくることになります。
留学する前に大学が要求するTOEFLや英検などの点数に到達する準備をしながら、海外の大学で必要な学習技術を英語で学びながら、また、技術に関する内容だと興味も薄れて、楽しくないので、海外の大学で役に立ちそうな英米文学、ニュース、歴史や地理、サイエンスなど個人レッスンであれば、学生さんの必要と興味に合わせて、教材を選ぶこともできます。
英語圏への留学をお考えの場合、まずはご相談ください。